夜明けの山の画像

間伐材から作る優れた製品を使うことが環境保全につながる

HAND in HANDは国産間伐材及び環境に配慮された木材を使用した木製品のみを取り扱うオンラインマーケットプレイスです。ご購入いただいた製品の売上の一部は、日本や世界の森林保全活動へ寄付されます。

 

このページではHAND in HANDが国産間伐材を使用した製品のみにこだわる理由を少しお話ししていきます。

 

間伐材とは「間引かれた木」のこと

間伐とは、森林や樹木の生長のために木々を間引くことをいいます。ご存じの通り木々は二酸化炭素を材料に光合成を行い、酸素に変換することで空気を綺麗にしてくれます。

 

しかし、木々が密集した場所では光合成は上手くできませんし、低木には日光が当たりません。そのため、森や林を育てていくためには間伐は必須となります。間伐によって切られた木が間伐材です。間伐材とは、単純に木や森を育てる際に切られたものという定義に過ぎず、質についての表現ではありません。

 

 

世界ですすむ森林減少、日本ですすむ手つかずの森

日本は国土に占める森林の割合が世界第三位の森林大国です。その背景には戦後の国策によって杉や高級材であるヒノキが大量に植林されたことがあります。しかし1960年頃から解禁された安価な輸入木材によって高品質で私たちの環境に適した国産木材の多くが活用されず、その結果放置されている森林が6割以上にものぼります。一方で特に中央アジア、アフリカ、南アメリカでは違法伐採や火災などで森林は急速に減少している状況があります。

 

 

良いものを使い、環境へ貢献する

間伐材は、その言葉自体が質を表すものではありません。そのため「間伐材だから木材としての質が悪い」というわけでは決してありません。「質は悪いけど環境のためだから」といった気持ちではなく、世界的に見ても優れた木工技術を持つ日本の製品を、良いものを良いものとしてぜひ手に取っていただきたいです。

 

急速な減少が懸念されている海外の木材製品ではなく、日本産の木材を使用した製品をお使いいただくことは、そのまま日本と世界の森林保全へもつながっています。

 

さらに、HAND in HANDでは収益の一部を国内・海外を問わず森林保全活動をされている方々へ寄付しています。

 

日本の間伐材を使って丁寧につくられた、ぬくもりのある1本のスプーンや1つのお椀。HAND in HANDをご利用の方の「お気にいり」が世界の森林保全に貢献する。そんな素敵なサイクルをつくるのがわたしたちの目標です。

 

 

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