人が両手で木の苗を持っている画像

エシカル消費意識の高まり

消費者庁が2020年、全国一般消費者15歳~65歳(n=2803)を対象に行った「エシカル調査に関する意識調査」によると2016年度、2019年度との比較においてエシカル消費に「非常に興味がある」「ある程度興味がある」と回答した人の割合が35.9%から59.1%に増加している事がわかりました。

※出典元 消費者庁「エシカル消費に関する意識調査」」

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_education/public_awareness/ethical/investigation/

 

エシカル消費とは

消費者庁によるとエシカル消費の定義として

消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うこと。

とされています。

一言にエシカル消費といってもその切り口は、食品ロスを少なくするため消費期限の近い商品から購入すること、フェアトレード製品の購入、リユース・リサイクル品の購入、地産地消など様々です。

ハンドインハンドではその中でも特に脱プラスチック、脱炭素を意識した消費に大きく貢献する事ができます。

 

HAND in HANDで気軽にエシカル消費

その他のブログでも繰り返しお伝えしている通り、HAND in HANDでの消費体験はその森林にとって重要な「適切な間伐」「間伐材の活用」「森林保全活動への貢献」をする事ができます。

森林大国である日本と森林の減少問題を抱えるその他の国ではその問題が大きく違います。

日本では国土の6割以上を占める森林資源が安価な輸入材により活用されず、木々の老齢化が進み、二酸化炭素の吸収率が下がる事が問題ですが、その他の国ではおそらくは皆様のイメージ通り、違法伐採、火災、適切でない農地化などで年間にデンマーク1国ほどの面積が減少しています。

日本の国産材を活用することは、その他の国の森林資源の減少を食い止め、老齢化する日本国内の木々の若返りにつながり、資源のある国とない国双方の問題に対してアプローチをする事ができます。

 

このように私たちにとって切り離せない消費活動をエシカルなものに変えていく試みは1つ1つは非常に小さなアクションかもしれませんが、それが広がっていく事で大きな効果が期待できます。

自分の小さなアクションを地球人口70億で掛けてみる。そんなイメージが大事なのかもしれません。

こんなことして何になる?という発想ではなく、こんなことの積み重ねで世界はできている。と考えると地球人の一員として少し誇らしくなれる気がします。

 

森を守ることは、森の生態系やその周りに住む私たち人間のみならず、海の環境を守ることにもつながります。

私たちにとって何よりも大事な地球環境を守る「1つの大きなアクション」を是非ご自身で考えていただければと思います。
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