【木の器の知識】そもそも無垢材って何ですか?

【木の器の知識】そもそも無垢材って何ですか?

【匠が創る暮らし彩る木の道具 HAND in HAND】
木のある暮らしについてざっくばらんに投稿しています。

今回は


【そもそも無垢材って何ですか?】


すいません。
うっかりしてました。
そもそも無垢材って何ですか?
って事をお伝えしていませんでした。

無垢材の特徴やその良さについて。


無垢材とは

木の丸太から切り出す部分のみ
人の手が加わった天然素材のこと。
木の素材感(質感)がよく
伝わってくるのが最大の魅力。
無塗装のものは木によって違う香りを
楽しめるのもいいですね。


「無垢材の特徴その一」

全てが完全な一点物。

木目、杢目は同じものが
二つとないため、
ビビっときた杢目に出会ったら
その出会いを逃さないように
したいものです。

 

「無垢材の特徴その二」

無塗装であるほど樹種本来の風合いや
手触りを楽しむ事ができる。

木製品を長く楽しむという観点では、
塗装を行う事はメリットです。
しかし、人の手を加える程
木が持つ本来の魅力は小さくなります。


「無垢材の特徴その三」

天然の芸術「木目」を楽しめる。

特に国産材においては四季のある
環境変化の中で成長を繰り返す事で、
外材に比べて幾何学的で美しい木目を
楽しむ事ができます。


「無垢材の特徴その四」

調湿作用がある。

無垢材は製品となった後も
呼吸をしています。
乾燥しているときは水分を放出し、
湿気の多いときは、吸収します。


「無垢材の特徴その五」

化学物質を使わないため安全

化学的に創られた製品ではないので
当然ではありますが・・・
ただし輸入材には防虫剤、防腐剤等が
使われている事もあるようです。
気になるようであれば相談しましょう。

 

【最後に】

自然の一部である人間が
自然のものに惹かれ、癒される
のは当然の事なのかもしれません。
奥が深い木材の世界。
興味を持っていただけたなら
幸いです。

Back to blog
1 of 3