【意外と知らない?器の各部位の名称。】
器好きの方ならもうご存じですよね。各部位の名称。
細かい事はおいといて。
基本的な五つの部位をおさらい。
それではどうぞ。
一、口縁(こうえん)
縁の部分です。
口辺(くちべり)、口造(くちづくり)とも。
口縁の厚さ、薄さによって印象はもちろん
直接口をつける汁椀などは実用性が大きく
変わってきます。
二、見込み
内側の部分全体を指します。
平皿の場合、特に器の顔となる部分です。
木のお皿の場合杢目を特に楽しめるのも
この部分ではないでしょうか。
三、胴
お椀では口縁から下の部分で、
横から見て一番目につく部分が胴です。
平皿にはありません。
四、腰
お椀では胴から下の部分を指します。
この部分が張り出しているかどうかは
器全体の印象に大きく関係してきます。
五、高台(こうだい)
その名の通り器の底にある台です。
大きいと安定性がありどっしりした印象に、
小さいと安定性は劣りますが、繊細な見た目
となります。
器の持ちやすさにも影響してきます。
いかがでしたでしょうか?
全体を見て感じるのも良し。
時には各部位に分けて
意識を向けて見たりすると
また違った感じ方、発見も
あるのではないでしょうか。
分けて、折って考えるのが「分析」。
余計な事言いました。
すいませんでした。