【木のお皿のお手入れに使える食用オイル】
自然な風合いを楽しむ事ができる
無塗装やオイル仕上げの木のお皿。
ウレタン塗装や漆塗りと比べると
水や汚れに多少弱いのが難点ではあります。
(それがまたかわいいところでもある)
そんなオイル仕上げの木のお皿ですが、
お手入れは全然難しくありません。
表面をきれいにしたら柔らかい布などでオイルを少しずつ
全体に塗り込み自然に乾かすだけ。
今回はオイル仕上げの木のお皿に適した
乾きやすく、手に入りやすい
乾性油(オイル)を5つご紹介します。
【胡桃油】
その名の通りくるみからとれる油。
浸透すると補強や防水効果があります。
また、独特の光沢で自然な仕上がりに。
口に入れても問題ない自然塗料です。
【えごま油】
漢字で書くと荏胡麻。胡麻と言いつつも
シソ科の一年草の種子から採れます。
大事な栄養素オメガ3を含んでいるそうです。
お皿に塗るので関係ないか・・・
【亜麻仁油】
あまに油。防腐性の高いオイルとして古代から親しまれていたとのこと。
艶のある丈夫な塗膜を作ってくれます。
番傘の防水素材としても使われていた程
水をはじく効果があるそうです。
【紅花油】
ベニバナの種子から採取される油脂。
紅花油(べにばなゆ)、サフラワーオイルとも呼ばれ、主に食用油として用いられる。
ひまわり油であるサンフラワー油と誤記されやすい。
サフラワーとサンフラワー・・・とってもややこしいですね。
亜麻仁油と比べると乾燥が遅く、塗膜の強度は劣るものの、比較的黄変しにくい特徴があり、
ご自身でのお手入れの際に用いる乾性油としては適していると言えます。
【ひまわり油】
その名の通りひまわりの種子を原料とした油脂です。
木のお皿のお手入れとして優れている点は、
紅花油と同様でその他の乾性油と比較すると黄変しにくいところです。
手に入りやすく、変色もしにくいのでこちらも香りや仕上がりが
お好みであればまず試してみたいオイルです。
【お手入れの時間も楽しんでいただきたい】
いかがでしたでしょうか?
どのオイルもスーパーで簡単に手に入り
天然素材なのでもちろん口に入れても全く問題なし。
色々試してみた自分好みの仕上がりになるオイルを
探してみるのも楽しいかもしれません。
自分の手で蘇らせた木のお皿は愛着がとんでもないですよ。
是非お試しください。
お手入れの際にわからない事やお困りごとがありましたら
お気軽に私達までご連絡ください。